「L-シトルリン」はオルニチン回路(右図)で重要な役割を果たすアミノ酸の一種で、様々な効能が期待されることから近年、「スーパーアミノ酸」とも呼ばれ非常に注目度が高まっております。
オルニチン回路は、体内のアンモニアを尿素に変換する回路であり、その途中経過で一酸化窒素(NO)を発生させます。一酸化窒素(NO)は血管拡張効果がありますので、その結果血流が促進され、身体に様々な恩恵をもたらしてくれます。
クエン酸は、クエン酸サイクルの働きで、運動によって発生した乳酸を変換し、エネルギーを生成する役割を持つ事が確認されており、疲労回復成分として広く認知されております。
その他にも、 血流改善効果、アンチエイジング効果、抗酸化作用、美肌効果等が確認されております。
アスタキサンチンは自然界に広く分布している天然の赤い色素で、サケやエビ、カニなどに多く含まれるカロテノイドの一種です。
近年、疲労や老化の原因物質は「活性酸素」と言われており、活性酸素を消し去る「抗酸化物質」への関心は年々高まっています。
アスタキサンチンも抗酸化物質の一種として注目されていますが、ビタミンEやウコンと比べても桁違いな抗酸化力を持つのが特徴です。
下の表を見て分かるように、抗酸化力を数値化したORAC値で他の物質と比較すると、アスタキサンチンが他を抜きん出た強力な抗酸化力を持つ事が分かります。
期待される効能としては、疲労の抑制、精神的な疲労の予防、筋細胞の保護・修復、アンチエイジング、眼精疲労の軽減等、多岐に亘ります。また天然色素として、水に溶いたときに鮮やかなオレンジ色を醸し出すのが特徴です。
クラスター デキストリンは、高分子のデキストリン(高度分岐環状デキストリン)です。
体内に入ると素早く消化、吸収され、優れたエネルギー源となる事から、持久力の向上効果が確認されております。
また、高分子構造であるために、糖はおだやかに取り込まれ、血糖値の上昇もゆるやかになり、結果、脂肪の分解を妨げるインスリンの過剰な分泌をもたらさないという特長も持ちます。
エリスリトールは、糖アルコールに分類される甘味料で、厚生省のエネルギ-評価法によりエネルギ-値が0kcal/gと認められている、唯一の糖質です。
経口で摂取されたエリスリトールは、体内では代謝されずに、90%以上が尿中に排泄されるという変わった特徴を持ちます。その為、摂取しても血糖値を上昇させないので、糖尿病患者の方にも安心してお使いいただけます。
また、虫歯菌などの口中の細菌には利用されず、酸う蝕の原因となる有機酸を産生しませんので虫歯の心配のない安心な甘味料です。
甘味料の醜類 | 甘味度 | エネルギー換算係数 | う蝕性 |
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ショ糖 | 100 | 4kcal/g | う蝕性 |
果糖 | 100 | 4kcal/g | う蝕性 |
異性化糖 | 50〜80 | 4kcal/g | う蝕性 |
マルチトール | 60〜80 | 2kcal/g | 非う蝕性 |
ソルビトール | 60〜70 | 3kcal/g | 非う蝕性 |
キシリトール | 100 | 3kcal/g | 非う蝕性 |
トレハロース | 50 | 4kcal/g | 非う蝕性 |
エリストール | 75〜85 | 0kcal/g | 非う蝕性 |