東京大学との共同研究および共同出願

我々はいくつかの研究テーマのもと、より良い商品作りのため、東京大学応用生命化学専攻 社会連携講座 [健康栄養機能学] 加藤久典特任教授ご指導により、機能性食品が健康に与える効果を、様々な実験を通じ、研究・検証しております。

2016年10月9日より、アメリカのフロリダ州オーランド市内にて、「栄養補助食品・機能性食品国際学会(The International Society for Nutraceuticals and Functional Foods)」(略称ISNFF)が開催され、東京大学と吾妻化成株式会社の共同研究による、機能性食品Hydryeastに関する研究発表が行われました。

デキストラン硫酸ナトリウム誘導の潰瘍性大腸炎マウスにおける、
ハイドリストの改善効果の統合解析

【発表内容要約】
 ハイドリストは、AZUMAセラミックス(ゼオライトと牡蠣殻を混合・高温焼成したもの)、紅麹、クエン酸、ステアリン酸を主成分とした多成分栄養補助食品である。我々はハイドリストの摂取による大腸炎の改善効果における分子レベルのメカニズムを究明することにする。
 生後7週間後のオスのC57BL/6Jマウスに11日間、0.8%のハイドリストを配合したエサ、もしくはコントロール食を与え、その後に1.5%のDSS(デキストラン硫酸ナトリウム)飲料水を9日間与えることで大腸炎を誘発させた。疾病活動指標と結腸の長さは、0.8%のハイドリストを与えたグループはDSSグループと比較して大幅に改善された。
 大腸粘膜マイクロアレイ解析(細胞内で発現している遺伝子情報を大量かつ網羅的に検出する解析方法)をPCR法(DNAのある一部分だけを選択的に増幅させることができる手法)と合わせて行った結果、ハイドリストは炎症性腸疾患の経路を抑制することにより、炎症を改善し、P53情報伝達経路により細胞の自然死を抑える可能性があり、こうして粘膜の免疫ホメオスタシス(免疫恒常性)は維持される。結果は、プロテオーム解析(タンパク情報を網羅的に解析する方法)とも一致した。
 これらを併せ考えると、ハイドリストは大腸炎の予防に効果を持つ可能性がある。

シトルリン写真 シトルリン写真 シトルリン写真

ISNFFでの発表の様子

東京大学と共同出願

出願番号:特願2017-077082 出願日:平成2017年4月7日
「炎症性腸疾患の予防又は治療用組成物Hydryeast」

第71回日本栄養・食糧学会(JSNFS)2017学会発表

【日時】 2017年5月19日(金)~21日(日)
【場所】 沖縄コンベンションセンター (沖縄県宜野湾市真志喜4-3-1)
【演題】 沸石含有混合物がデキストラン硫酸ナトリウム誘発性大腸炎マウスの腸内細菌叢に及ぼす影響

論文発表

人間栄養学オンラインジャーナル「Nutrients」
Impact Factor: 4.196 (2017); 5-Year Impact Factor:4.603 (2017)
【タイトル】 Zeolite-containing mixture supplementation ameliorated dextran sodium sulphate-induced colitis in mice by suppressing the inflammatory bowel disease pathway and improving apoptosis in colon mucosa. Nutrients 9, 467 (2017)(Hydryeastの摂取が、大腸粘膜における炎症性腸疾患経路の抑制およびアポトーシスの改善によってマウスにおいてデキストラン硫酸ナトリウム誘発性大腸炎を改善した)

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